拝殿の欄間には水呼ぶ鯉の彫り物が2か所、ところが水を呼ぶので益田川が氾濫するたびに神社に近寄って来たそうな。

困った地元の人たちが矢の彫り物を作ってもらって鯉に向けて両サイドに設置してから氾濫することがなくなったそうな。

鯉を矢で威嚇するなんて面白い発想ですね。

1/27 飛騨萩原 久津(くず)八幡宮

久津八幡宮近くで見かけたお地蔵さん、とっても立派な石の祠の中に鎮座して見えた。

両側の石積みの石の大きさと言い天井を塞いでいる石板の大きいこと。

今も花が生けられており地元の人々に大事にされているんでしょうね。

拝殿を回り込むと本殿に出る。

萩原を通るとき飛騨川公園の山側に割と大きな神社が建っており前から気にはなっていたので寄ってみた。

久津(くず)八幡宮という神社でした。

本殿の裏手には推定樹齢1400年と言われる夫婦杉が今も枝葉を伸ばしている。

流石に幹の大部分は大きな空洞になってしまっているがまだ確実に生きていました。

水呼び鯉に矢といい鳴いた鶯といい飛騨の匠はいい仕事してますね。

本殿には鳴いたと言われる鶯の彫り物が飾られている。