だんだん高度が上がっていくと杉並木がまばらとなり空が明るくなってきた。
それに合わせて道のわきにはシダ類が茂っていた。
ただ岐阜方面で見かけるシダより一回りも二回りも大きくジャングルを想像させるような・・・ちょっと大袈裟か・・・(笑)
道は割と急で日ごろの運動不足が暴露、すぐに心臓バクバク、ハアハアゼーゼーで大腿四頭筋がプルプル!
最初の目標の夜泣き地蔵前で小休止。
12/20 熊野古道 伊勢路 馬越(まごせ)峠
濡れて滑りやすい石とプルプルする足では下り坂のほうが危険度大、登り以上に時間をかけ慎重に下りてきました。
次回はウオーキングで鍛えてから熊野古道伊勢路全制覇を目指して出直します。
さらに杉並木の中を登っていくと沢に一枚板の立派な石橋が現れた。
登り口付近は熊野古道という雰囲気はなし。
昼しか営業していないセルフな食堂、客は観光客から女子高生じいちゃんばあちゃんに土建屋のおっちゃんたちと色々。
生マグロ丼や海鮮丼もあったがおいらのチョイスはこれ。
クロムツの煮つけ、カツオのトマト煮、マグロカツ、ツブガイと昆布の煮物、魚(本日はマグロ)ご飯、青さの味噌汁。
カツオのトマト煮に興味をひかれたが鶏肉のトマト煮と似たような感じでした。
これだけ食べたらもうおなか一杯、ごちそうさまでした。
無かったことのアジングで尾鷲まで来たついでに観光、まずは市内のドライブインで昼飯。
昔の街道にはどこでも一理ごとに一里塚が立ててあったそうでこんな峠道の途中にもあったそうだ。
お城の石垣のようながっしりした石囲いの中に鎮座して見えるお地蔵様。
杉木立の間を縫うように続く石畳の道、はるか何百年前から多くの人が歩いたんでしょうね。
道の駅から尾鷲方面に少し戻ると国道わきに駐車スペースもあり馬超峠の看板がある。
昼飯を食べ過ぎたおなかは苦しいし大腿四頭筋は完全に悲鳴を上げているので峠を目前にして今回はここまで。
石畳の道を作るためにはかなりの量の石が必要になるはずで運搬が大変だったろうと想像していたんですが
この谷筋を見てもわかるように山中に大小の岩が大量に転がっていた。
紀伊半島は地層の隆起でできているので海岸線から急な斜面の山が続いている山々が連なっており資材は現地調達できた模様。
最初のコーナーを曲がると雰囲気がガラッと変化して一気に時間が遡る。
いよいよ熊野古道初体験。
国道42号を北上して道の駅海山で小休止、ここは熊野古道伊勢路馬超峠に近く石畳が一番きれいな場所らしい。