１０／１７　何年振りかの日本海、真鯛・ハマチ・運が良ければワラサ狙い

Ｎさんの竿が引き込まれたすぐ後においらのリールからも道糸がジーと出ていく。

バックラッシュを防ぐためスプールに親指でブレーキを掛けると今度は竿先がギュ～ン。

引きからして青物だと思われるがさっき釣ったハマチより引きが強い。

これはワラサか？と慎重に寄せてくるとワラサと呼ぶにはちょっと寂しいサイズのハマチでした。

オキアミの餌で完全ふかせ釣り、枝針付き針ハリス８ｍ。

大潮だけど潮の流れが今一なので４０ｍ近くまで糸の出を手伝ってやらないと道糸が出て行かない。

風も止んで全くのベタ凪、そんな中時々水面がざわついて水しぶきも上がる。

ハマチの群れのボイル、ＴＶの釣り番組で見るシーンと同じようでした。

あそこにルアーを投げ込んだら絶対食うだろうなぁ。

海釣り師匠のＮさんより急なお誘いがあって今日は久々の日本海。

家を出るころはまだ雨模様だったのが三方五湖まで行く間にすっかり青空になった。

１３時早瀬港を出港、Ｎさん・そのお友達３人・おいらと５人で貸切船

流石日本海、太平洋側に比べ海の色が違うねぇ。

昼間の完全ふかせで８０ｍ沖で食ってきた良形真鯛。

鯛をたくさん釣りたかったんですがこれと３５ｃｍぐらいの２匹だけでした。

完全ふかせ釣りは向こう合わせ、釣ったというより釣れた。

釣果は日本海のほうが断然上なんですが、やった感がもの足らずやっぱり伊勢湾うたせ真鯛釣りがおいらには合っているようです。

ハマチは６０オーバーとは行かなかったが栄養状態良好な丸々とした結構良形ぞろいでした。

目の前をタルイカ狙いの遊漁船が横切っていく。

完全に暗闇となった東の空からは１６夜が奇麗に見えた。

暗くなってからはふかせ釣りから胴付き仕掛けに変更、舟直下のハマチ狙い。

ハマチは５本もあれば十分なのでわざと底べったりまで落とし込んで他の魚種を狙うがどの棚を狙ってもハマチ。

夜のとばりが下りようとするころから越前沖にはイカ釣り船の漁火が輝きだした。

道糸が流れていく方向に発生したボイルが収まりハマチが潜っていったと思われたときＮさんの竿が大きく曲がる。

道糸が５０ｍほど出て行ったところで当たっているのでなかなか近寄ってこない。

至福の時間は長続き。