やっとこさ山から下りてきてプルプルする足の回復を兼ねて昼食タイム。

山かけ永平寺そば、運動した後は一段と美味しくいただけた。

正面に見えているのが法堂、右が大庫院。

ここまで30分、頂上ベンチの上にしばらくひっ転がってました。

仏殿内部、床は石畳となっており昔は真冬でもこの上に正座してお勤めしたそうです。

でも冷えによる足の故障が多発するので今ではベンチのような椅子の上で正座するそうです。

どちらにせよ俗世界にどっぷり浸かったおいらにゃ絶対無理。

山門に回るといつもは仁王さんがいるところに仁王さんじゃない人が二人ずつ立っている。

よく見るとお釈迦様のガードマンである四天王の面々でした。

左より北部方面担当「多聞天」単独の場合は毘沙門天と呼ばれており七福神のメンバーでもある。

次は東部方面担当「持国天」、3人目は南部方面担当「増長天」、4人目は西部方面担当「広目天」

筋骨隆々の仁王さんも頼りがいあるが四天王の守りも安心できそう。

我が家は浄土真宗なんですが一度行ってみたいと思っていた曹洞宗大本山永平寺と福井恐竜博物館見学のドライブに出発。

行きは敦賀経由で越前海岸の魚屋に途中下車して美味しい魚を物色。

ありました!500gちょい足らずのあおりいかが700円。

これが高いか安いかは餌木1本が1000円はするので自分で釣るよりはずっと格安かと(笑)

イカの中ではこれが一番好きですね。

この建物は大庫院(だいくいん)木造地下一階地上四階、中央には「韋駄尊天」が祀られている。

用途は厨房と来客接待の大広間があるそうです。

熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに速やかに配膳、

厨房だから火を使うので失火があった場合は速やかに避難できるように足の速い韋駄天様を祭ってあるそうです。

流石豪雪地帯、樹木の雪吊りはよく見かけるが灯篭まで雪対策がしてあるのは初めて見た。

斜面に沿った回廊なので内部は御覧のような階段の連続。

全部で233枚あるそうです、ずっと見上げていたら首が痛くなった。

天気が曇り空だったので紅葉も今一精彩を欠いてました。

11/20 ぶらり福井 曹洞宗大本山永平寺散策

すぐ横の愛宕山の頂上から永平寺の全景が見えるそうで徒歩20分とパンフレットに書いてあったので挑戦。

ところが石徹白の大杉よりきつく大腿四頭筋が完全に悲鳴を上げていたが簡単に楽な方へ逃げてなるものかと登った。

ちょっと大袈裟か、ただ単に運動不足なだけ。

ゆく年くる年の除夜の鐘で有名な鐘楼堂、大梵鐘は重さ5tあるそうです。

毎日朝、昼、夕方、夜、の四回撞かれているそうですが残念ながら聴くことは出来なかった。

山門から見上げた仏殿、お釈迦様が祀られている。

建物は回廊で結ばれており中庭には出れないので中々建物外観を写すのはむつかしい。

床は斜め、柱は垂直、必然的に窓は菱形、こんな窓は初めて!

勝手に開いちゃうんじゃないかと心配してちょっと窓枠を触ってみたが力を入れないと動かなかった。

こんなところに興味を持つなんて元建設業関係者しかいないでしょうね。

永平寺は山の斜面に沿っていくつかの伽藍(建物)が建っていますが雪深い地域なのでこんな回廊ですべて結ばれている。

正面に本尊「聖観世音菩薩」がお祀りしてあり階段左右には白獅子(狛犬?)が置いてあった。

毎朝修行僧の朝のお勤めの一糸乱れぬ読経が響き渡るそうです。

ぜひ一度体験してみたいですね、一時間も正座はとてもできませんが。

一番奥の建物が法堂(はっとう)

拝観料500円を支払い傘松閣に入っていくと2階の百五十六畳敷き大広間の天井絵の見事なこと。

やっと永平寺到着、ここが入口です。

水の駅のすぐ裏手には足羽川が流れているがやっぱりここにも頭首工。

天然遡上はここで終わりでしょうか?

でも上流域は湖産鮎が放流されており今シーズンは好調だったようで飯抜き会の面々も良い思いをしたようです。

ここにあった3連水車、右の2台は水流を動力源として回転し同時に水を汲み上げている。

左の水車は位置エネルギーを持った水を受けて回転し作業小屋の中の石臼を回している。

これを製作するには石臼の大きさにより水車の大きさは必然的に決まってくるし、それを回す水量を確保するための

水車の大きさ、数も決まってくる。

情報伝達手段も満足になかった昔の人は賢い人が多かったのでしょう。

越前海岸から峠越えして永平寺に向かっている途中にこんな水の駅を発見。