11/7 第15回目の越前メバル調査
海水温の低下に伴い深場にいたメバルが餌の豊富な海岸沿いの浅瀬に集まってきて、
11月12月は産卵前の大食いをする・・・・・・・はず。
なんにも知らないメバル釣り、ネットでは調べてみるも1シーズンを通して自分で体験してみようと凝りもせずに越前へ。
前半戦を終わって経験したこと。
年明けの産卵後は深場に潜み体力の回復に努めているようで陸っぱりでは難しい。
そこへ持ってきて冬の日本海、ドド~ンと波が打ち砕ける音が響き大荒れの日が多い。
山無し県の住人には暗闇の中で聞く波の音は心穏やかでなく足元に少し波しぶきでも掛かろうもんなら
○ん○まが縮みあがってしまう。
1,2,3月は行くまでもないというのが実感したこと。
4月以降水温の上昇とともに浅場の藻場に寄って来て再び陸っぱりでも狙えるようになるが、
盛期の5,6,7月はアマゴ、鮎と被ってしまってお休みなので良くわからん。
そろそろ良いのではと出かけた先週、おいらとしてはまあまあの形も出たので今週も行くぞ!
大潮、満潮4時半、南東の風少し、波うねりほとんど無し、下げ4分くらいからスタート。
但し山から顔を出した綺麗な満月、ヘッドライト無しでも堤防が歩けるくらい明るい。
なので後ろの建物の影が差し込んでいるシャローにエントリー。
明るいのであまり浮いてきてはいないだろうとの想定でフロートにリーダー1.2m、0.5gのジグヘッドにガルプ白色。
冬場に藻がしっかり生えていた方向重点に投げるとコンと小さな当たり。
メバルとはちょっと違うかなと巻き上げるとワームが半分無い。
犯人はフグ、小さな当たりに掛け合わせると犯人逮捕。
ジグを重くしてスローシンキングで明暗の境をそっと引いてみる。
藻の頭を感じながら引き寄せてくるが全く当たり無し。
この子はこの子でいかつい顔がかっこええね~
自己記録を1cm更新でした。
はたして産卵前の荒食いに遭遇できるのでしょうか?
シャローの藻場で爆発する日に出会えるのでしょうかね。
まだまだめげずに年内は通います、乞うご期待
底を取りながら段々移動していくとぽつぽつ釣れる。
20cmオーバーのお持ち帰りサイズを3匹確保して終了。
仮眠後5時半に起き出すとうねりはすっかり治まっていたが満月はまだまだ元気。
昨晩の逆に回ってみるがやっぱりメバルの当たりは皆無。
メバルの気まぐれさと偏食にはまだまだついて行けない。
メバルは5年でやっと20cmぐらいだそうで、ブリなら5年もたちゃあワラサどころか完全にブリだもんね。
いかに偏食でなおかつ食が細いのか理解できませんね。
場所移動、今度は明かりの全く無いゴロタ浜。
満月は完全に山の上に出てきて外灯が無いのに海面がはっきり見える。
目の前には突き出た岩場が二つありその間なんかは絶好のポイントに見えるんだけど何回投げてもまたまたメバルの当たりは無し。
場所移動、かれい崎を回りこんだ辺りから風は南東なのに北からのうねりがかなり残っており海岸線は何処もさらしで白くなっている。
外灯が効いたテトラと地磯に囲まれたワンドの中のシャロー。
ドド~ンと波の砕ける音が響き渡り大岩を回りこんだ波が波立ちとさらしを作っている。
見た目はとっても良さげ。
前回1投目で食ってきたところで竿出し。
小さなコンコンに合わせるとやっぱりフグ。
満月の下は一段とフグの活性が良くなるのかフグの連発でメバルのメの字も無し。
これだけ明るいならば港内のヘチの落とし込みにガシラ君が出てこないかと巨大漁港へまたまた転戦。
ソリッド穂先にダウンショットリグを付け白のガルプを落とし込んで竿先でちょんちょんと誘うとコンコンコンと小さな当たり。
チビちゃんかと思いそっと竿先で聞いてみるといきなりグイ~ン。
久々の良形ガシラ君登場。